この予想サンプルは、当サイトで実際に配信された内容です。
毎週、下記の形式で1日4〜5レース、土日で8〜10レースの勝負予想を配信致します。
2023年8月29日より、従来の買い目(単勝・3連複・3連単)に加えて、馬連の買い目配信を始めました。
サンプル1
2024年12月8日(日)
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京都11R 阪神JF(G1) 京都芝1600m外
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【単勝二頭流】
穴 馬 ◎ビップデイジー
人気馬 ◎アルマヴェローチェ
【3連単・3連複の相手】
△ ショウナンザナドゥ
△ コートアリシアン
△ テリオスララ
△ ブラウンラチェット
△ ミストレス
【推奨買い目】
単勝(2点)
1、12
馬連(6点)
ボックス
1、9、12、13
3連単(60点)・3連複(25点)
フォーメーション
1着:1、12
2着:1、2、7、9、10、12、13
3着:1、2、7、9、10、12、13
【レース見解】
日曜日の京都競馬場は午後から一時雨の予報が出ているものの、予想雨量からするとレースは良馬場で行われるだろう。
土曜日の京都芝コースは芝のレースが行われるごとに、ジョッキーが徐々に内をあけて直線に入るようになっており、日曜日は極端に目砂を入れない限りは同様の傾向になると考える。
また土曜日に行われた芝のレースはスローが多かったこともあるが、2000m以下のレースでは3コーナーで3番手以内にいた馬が、すべて馬券に絡んでいるように先行有利の傾向。内枠に限らず、先行した馬が馬場のいいところを通って、そのまま粘るというケースが多く見受けられた。
今年は阪神ではなく京都芝1600m外で行われる点については、坂がないことも含めて、この秋の京都芝のレースは総じて上がりが速く、今の馬場でも33秒台後半から34秒ちょっとの速さが必要。またスタートから向正面、3コーナーまで上りというコースレイアウトのために、阪神よりも道中が緩みやすく、3コーナー半ばからの下りでラスト800mが速くなるという展開になるため、直線に向いての瞬発力だけではなく、ある程度の持続力も要求される。
1番人気に推されている△ブラウンラチェットは新馬、アルテミスSともにスローの上がり勝負に恵まれており、能力の高さと鞍上の力で馬券圏内はあっても勝ち切るにはその持続力が足りない可能性があること、そして小柄な馬にもかかわらず調教後の馬体重が前走時よりも10キロ減っている点を嫌っての△評価としている。
それらを踏まえて穴馬の本命に推したのが◎ビップデイジー。公式ブログでも話したように、同馬の新馬戦は前半1000m通過が58秒5という異例のハイペースで、それを後方で追走し、直線に向くと外に持ち出して上がり最速で差し切るという強い内容だった。
今回G1の速い流れになるうえで、このハイペースを経験しているのは大きな強みで、また前走では京都外回りを走り、京都特有の上り、下りも経験。下り坂で加速しつつ、ラストで33秒3という上がり最速をマークしている点も高く評価できるものだ。
新馬のハイペース、前走のスローペースと、まったく違うレースを走りながら、いずれも上がり最速をマークし、勝ち切っているのは能力の高さゆえ。前走よりも位置取りは後ろになるだろうが、京都外回りは直線入口で必ず馬群がバラけるので、詰まるリスクも少なく、また何よりも京都外回りの下りでスピードに乗っていける強みもある。勝ち負けまで期待できる一頭だ。
そして人気馬の本命には◎アルマヴェローチェ。稍重の札幌芝1800mで新馬を勝ち、重馬場の札幌2歳Sを2着に好走。札幌2歳Sの勝ち馬マジックサンズ、3着馬ファイアクランツは牡馬のなかでも能力上位と踏んでいる馬で、この2頭に割って入った能力は高く評価できる。今回は距離短縮で前走よりも速いペースで流れるのに対応できるかどうかがポイントとなるが、札幌2歳Sは重馬場で1000m通過が61秒0という速いペース。新馬のスローから、札幌2歳Sで一気にペースアップした流れにもラクに対応しており、ツルツルの高速馬場ならまだしも、使い込まれた今の京都の追走ペースなら苦にすることなく追走できると考える。
能力的にはこのメンバーに入っても1位、2位を争う存在で、仮に雨の影響を受ける馬場になるようなら、さらにチャンスは広がる。
そして最後まで人気馬の本命を迷ったのが、相手筆頭の△ショウナンザナドゥ。前走のアルテミスSでは△ブラウンラチェット、△ミストレスに先着を許したが、その2頭が内枠スタートの好位で恵まれたのに対し、同馬は外を回らされるロスの多い競馬。春以来となる休み明け、初の長距離輸送でもあった。ハイレベルの新馬戦を惜敗しつつも、次走の未勝利で2着馬をラクに突き放しての楽勝と、能力の高さは明らか。唯一割り引いたのが、9分の2という抽選対象で来週の朝日杯FSと両睨みにせざるを得なかった点。そのぶん調教を軽くしており、そこがどう出るか。その分だけ◎アルマヴェローチェよりも評価を下げた形だ。ただテンションが高いだけに、その軽め調教が奏功する可能性もある。
そして4番手にコートアリシアン。かかりながら新潟2歳Sで2着に好走しているように、能力の高さは言うまでもないが、その前向きすぎる点と、スタートで遅れる点はやはり気になるところ。戸崎騎手もかかる馬が得意とは言えず、その分の4番手。
以下、アルテミスS好走組と、距離短縮で初のマイル戦はマイナスも、京都外回り経験と、能力の高さが武器になる△テリオスララまで押さえておく。
無印にした馬にも触れておくと、アメリカ馬メイデイレディはスタートも遅く、よほど乱ペースの消耗戦にならない限りは厳しく、このレースでよく人気になるデイリー杯組は、今年は超低レベル戦で足りずという評価。
【レース結果】
1着 ◎アルマヴェローチェ(5人気)
2着 ◎ビップデイジー(8人気)
3着 △テリオスララ(7人気)
単勝 1,050円(2点)
馬連 8,510円(6点)
3連複3万7,530円(25点)
3連単22万7,500円(60点)が的中しております。
■レース映像は「JRAホームページ」にてご覧いただけます
(JRAホームページ →「レース結果」→「過去のレース結果」近くの「過去レース結果検索」ボタン →開催年月から該当レースを探す →レース映像の「PLAY」ボタンをクリック)
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サンプル2
2023年3月26日(日)
こちらは2023年上半期で会員様からの反響が最も大きかったレースです。
(※注目度の高いG1レースの見解は、当レースのように普段よりも文字数が多くなることが多いです)
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中京11R 高松宮記念(G1) 中京芝1200m
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【単勝二頭流】
穴 馬 ◎トゥラヴェスーラ
人気馬 ◎ナムラクレア
【3連単・3連複の相手】
△ トウシンマカオ
△ キルロード
△ ファストフォース
△ ロータスランド
△ ウインマーベル
【推奨買い目】
単勝(2点)
1、15
3連単(60点)・3連複(25点)
フォーメーション
1着:1、15
2着:1、3、8、13、14、15、18
3着:1、3、8、13、14、15、18
【穴馬の見解】
まずは馬場傾向から。日曜日の中京競馬場は雨予報。高松宮記念が行われる時間も振り続ける予報となっており、不良馬場での施行が濃厚だ。
春雨の季節ということもあって、近3年の高松宮記念はすべて重馬場で行われているが、20年は内伸び、21年は外伸び、そして去年は極端な内伸びという傾向。一見すると重馬場でも傾向はバラバラに思えるが、20年と22年は前日までの雨で重馬場となっており、レース当日は晴れ。21年はレース当日が雨。つまり、当日が晴れだと馬場の内側から乾き始めるために内が恵まれる馬場状態となり、当日も降り続いていると内が荒れて外伸びの馬場になるということ。
土曜日も雨の中で競馬が行われており、Bコース初日ということもあって内有利の馬場だったが、3着には外を回した人気薄が飛び込んできており、日曜日はさらにこの傾向が強くなるとみる。外伸びの馬場と決め打ちでいいだろう。
そこで人気馬の本命には◎ナムラクレアを推す。昨秋のスプリンターズSは内伸びの馬場を外を回されたうえに仕掛けのタイミングもズレて5着に終わったが、芝1200m戦では【4 0 1 1】と安定して走っている。前走にしても明け4歳の牝馬ながら56.5キロを背負って完勝しており、この路線では上位の存在だ。また、その前走は今回と同じ中京芝1200mを走ったが、特筆すべきは、急坂を上ったあとの伸び。先行馬が失速するところでしっかりと脚を伸ばせる瞬発力を持っているということは、渋った馬場でスタミナを削がれた先行馬が失速するところをきっちりと捉え切ることができるということ。中京芝1200mはスプリンターズSほどスプリント力(ハイペースの流れを追走して押し切る力)が必要ではなく、終いの瞬発力がものを言うレースだけに、この資質は大きな武器となる。
それに加えて道悪巧者ぶりも素晴らしい。2歳時のフェニックス賞は大雨の影響でドボドボの不良馬場だったが、◎ナムラクレアはその馬場を物ともせずに最速上がりをマーク。あの馬場で真っ直ぐ伸びてこられる体幹の強さが印象的だった。コース適性、道悪、展開、そして馬場傾向と、いずれもまったく減点材料がなく、勝ち負けまで期待できる一頭だ。
そして穴馬の本命には◎トゥラヴェスーラ。一昨年の雨の重馬場のときにも穴馬の本命に推した馬で、結果は16番人気4着。今年は一昨年、去年の7枠から一転、最内枠に入ったが、脚質的に後ろからの競馬になるのは変わらず、ドボドボの不良馬場で馬群がバラけやすい状況も容易に想像できる。最内枠スタートでも最後の直線に向くところで外に進路を切り替えるのはさほど難しいことではないだろう。2年連続4着善戦を経て、8歳となったが、昨秋のスプリンターズS、スワンS、阪神Cと馬券には絡めなかったとはいえ、すべて勝ち馬から0.3秒差以内の競馬ができており、能力の衰えは感じられない。近2年よりさらに馬場が同馬向きとなる今年、一発の期待は大きい。スムースに外に出せることを信じたい。
また、同じく内枠からもう1頭だけ△キルロードもチェックしておきたい。昨年は17番人気3着と周囲を驚かせたが、レース内容は決してフロックではない。逃げた1番人気のレシステンシアが失速するという差し馬有利の展開を、唯一同馬だけが先行して掲示板を確保。坂を上がったところでひと伸びしたのは持続力に秀でているからこそ。加えて同馬もかなりの道悪巧者。内枠先行から内に固執せずに直線に向いたところで進路を切り替える競馬ができれば昨年同様の好走が期待できる。
枠の関係で順番は前後したが、3番手評価はトウシンマカオ。近4走中3走が大外枠と枠に恵まれないなかで好走を続けてきた馬が、今回は外枠が奏功する馬場傾向。道悪競馬は初めてだが稍重だったファルコンSやオパールS(雨で発表の稍重より悪化していた)の走りを見れば、道悪、力のいる馬場を苦にしないのは明らか。最後の瞬発力の差で◎ナムラクレアを上位に取ったが、逆転の可能性はゼロではない。
そのほか、外枠から先行できる強みがある△ファストフォース、タフな馬場、レース向きの差し馬△ウインマーベル、そして昨年2着に好走した△ロータスランドまで押さえ。
人気のメイケイエールは1週前追い切りが完全に暴走。そのテンションに加えて、このメンバーのペースでは前に馬を置けずに暴発する印象が拭えずに無印。パワーも兼ね備えているので馬場自体は苦にしないだろうが、リスキーな1番人気馬ということで、カットさせていただいた。
【レース結果】
1着 △ファストフォース(12人気)
2着 ◎ナムラクレア(2人気)
3着 ◎トゥラヴェスーラ(13人気)
3連複 8万1,180円(25点)が的中しております。
■レース映像は「JRAホームページ」にてご覧いただけます
(JRAホームページ →「レース結果」→「過去のレース結果」近くの「過去レース結果検索」ボタン →開催年月から該当レースを探す →レース映像の「PLAY」ボタンをクリック)
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サンプル3
2023年3月25日(日本時間)
日本国内のレースに限らず、JRAで発売する海外G1はすべて予想を配信致します。
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メイダン9R ドバイワールドC(G1) ダ2000m
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【単勝二頭流】
穴 馬 ◎ウシュバテソーロ
人気馬 ◎カントリーグラマー
【3連単・3連複の相手】
△ クラウンプライド
△ アルジールス
△ ジオグリフ
△ エンブレムロード
△ カフェファラオ
【推奨買い目】
単勝(2点)
4、14
3連単(60点)・3連複(25点)
フォーメーション
1着:4、14
2着:1、3、4、5、6、7、14
3着:1、3、4、5、6、7、14
【穴馬の見解】
サウジCで歴史的な勝利を挙げたパンサラッサが、ここもスタートさえ決まれば大逃げという展開。ただ、ノーマークに近かったサウジCとは違い、雪辱を果たしに出走してきたカントリーグラマーらのプレッシャーは相当厳しくなる。となれば、ダートでのスピードと持続力に長けた◎カントリーグラマーの逆転が考えられる最有力の選択肢だろう。これが人気馬の本命。
一方、穴馬の本命は◎ウシュバテソーロ。東京ダ2100mの軽い馬場での好走は芝指向の強いメイダン2000mに通じるものがあり、加えて、地方のパワーと持続力を要する馬場にもラクに対応できる適性の幅が同馬の強み。スピードと持続力を兼ね備えた同馬が、パンサラッサを捉えに行かざるを得ない◎カントリーグラマーを差し切るといい展開利も含めてどこまで迫れるかという勝負とみる。
【レース結果】
1着 ◎ウシュバテソーロ(4人気)
2着 △アルジールス(3人気)
3着 △エンブレムロード(11人気)
単 勝 960円(2点)
3連複 4万2,030円(25点)
3連単 26万6,850円(60点)が的中しております。
■レース映像は「JRAホームページ」にてご覧いただけます
(JRAホームページ →「レース結果」→「過去のレース結果」近くの「過去レース結果検索」ボタン →開催年月から該当レースを探す →レース映像の「PLAY」ボタンをクリック)
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毎週、下記の形式で1日4〜5レース、土日で8〜10レースの勝負予想を配信致します。
2023年8月29日より、従来の買い目(単勝・3連複・3連単)に加えて、馬連の買い目配信を始めました。
サンプル1
2024年12月8日(日)
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京都11R 阪神JF(G1) 京都芝1600m外
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【単勝二頭流】
穴 馬 ◎ビップデイジー
人気馬 ◎アルマヴェローチェ
【3連単・3連複の相手】
△ ショウナンザナドゥ
△ コートアリシアン
△ テリオスララ
△ ブラウンラチェット
△ ミストレス
【推奨買い目】
単勝(2点)
1、12
馬連(6点)
ボックス
1、9、12、13
3連単(60点)・3連複(25点)
フォーメーション
1着:1、12
2着:1、2、7、9、10、12、13
3着:1、2、7、9、10、12、13
【レース見解】
日曜日の京都競馬場は午後から一時雨の予報が出ているものの、予想雨量からするとレースは良馬場で行われるだろう。
土曜日の京都芝コースは芝のレースが行われるごとに、ジョッキーが徐々に内をあけて直線に入るようになっており、日曜日は極端に目砂を入れない限りは同様の傾向になると考える。
また土曜日に行われた芝のレースはスローが多かったこともあるが、2000m以下のレースでは3コーナーで3番手以内にいた馬が、すべて馬券に絡んでいるように先行有利の傾向。内枠に限らず、先行した馬が馬場のいいところを通って、そのまま粘るというケースが多く見受けられた。
今年は阪神ではなく京都芝1600m外で行われる点については、坂がないことも含めて、この秋の京都芝のレースは総じて上がりが速く、今の馬場でも33秒台後半から34秒ちょっとの速さが必要。またスタートから向正面、3コーナーまで上りというコースレイアウトのために、阪神よりも道中が緩みやすく、3コーナー半ばからの下りでラスト800mが速くなるという展開になるため、直線に向いての瞬発力だけではなく、ある程度の持続力も要求される。
1番人気に推されている△ブラウンラチェットは新馬、アルテミスSともにスローの上がり勝負に恵まれており、能力の高さと鞍上の力で馬券圏内はあっても勝ち切るにはその持続力が足りない可能性があること、そして小柄な馬にもかかわらず調教後の馬体重が前走時よりも10キロ減っている点を嫌っての△評価としている。
それらを踏まえて穴馬の本命に推したのが◎ビップデイジー。公式ブログでも話したように、同馬の新馬戦は前半1000m通過が58秒5という異例のハイペースで、それを後方で追走し、直線に向くと外に持ち出して上がり最速で差し切るという強い内容だった。
今回G1の速い流れになるうえで、このハイペースを経験しているのは大きな強みで、また前走では京都外回りを走り、京都特有の上り、下りも経験。下り坂で加速しつつ、ラストで33秒3という上がり最速をマークしている点も高く評価できるものだ。
新馬のハイペース、前走のスローペースと、まったく違うレースを走りながら、いずれも上がり最速をマークし、勝ち切っているのは能力の高さゆえ。前走よりも位置取りは後ろになるだろうが、京都外回りは直線入口で必ず馬群がバラけるので、詰まるリスクも少なく、また何よりも京都外回りの下りでスピードに乗っていける強みもある。勝ち負けまで期待できる一頭だ。
そして人気馬の本命には◎アルマヴェローチェ。稍重の札幌芝1800mで新馬を勝ち、重馬場の札幌2歳Sを2着に好走。札幌2歳Sの勝ち馬マジックサンズ、3着馬ファイアクランツは牡馬のなかでも能力上位と踏んでいる馬で、この2頭に割って入った能力は高く評価できる。今回は距離短縮で前走よりも速いペースで流れるのに対応できるかどうかがポイントとなるが、札幌2歳Sは重馬場で1000m通過が61秒0という速いペース。新馬のスローから、札幌2歳Sで一気にペースアップした流れにもラクに対応しており、ツルツルの高速馬場ならまだしも、使い込まれた今の京都の追走ペースなら苦にすることなく追走できると考える。
能力的にはこのメンバーに入っても1位、2位を争う存在で、仮に雨の影響を受ける馬場になるようなら、さらにチャンスは広がる。
そして最後まで人気馬の本命を迷ったのが、相手筆頭の△ショウナンザナドゥ。前走のアルテミスSでは△ブラウンラチェット、△ミストレスに先着を許したが、その2頭が内枠スタートの好位で恵まれたのに対し、同馬は外を回らされるロスの多い競馬。春以来となる休み明け、初の長距離輸送でもあった。ハイレベルの新馬戦を惜敗しつつも、次走の未勝利で2着馬をラクに突き放しての楽勝と、能力の高さは明らか。唯一割り引いたのが、9分の2という抽選対象で来週の朝日杯FSと両睨みにせざるを得なかった点。そのぶん調教を軽くしており、そこがどう出るか。その分だけ◎アルマヴェローチェよりも評価を下げた形だ。ただテンションが高いだけに、その軽め調教が奏功する可能性もある。
そして4番手にコートアリシアン。かかりながら新潟2歳Sで2着に好走しているように、能力の高さは言うまでもないが、その前向きすぎる点と、スタートで遅れる点はやはり気になるところ。戸崎騎手もかかる馬が得意とは言えず、その分の4番手。
以下、アルテミスS好走組と、距離短縮で初のマイル戦はマイナスも、京都外回り経験と、能力の高さが武器になる△テリオスララまで押さえておく。
無印にした馬にも触れておくと、アメリカ馬メイデイレディはスタートも遅く、よほど乱ペースの消耗戦にならない限りは厳しく、このレースでよく人気になるデイリー杯組は、今年は超低レベル戦で足りずという評価。
【レース結果】
1着 ◎アルマヴェローチェ(5人気)
2着 ◎ビップデイジー(8人気)
3着 △テリオスララ(7人気)
単勝 1,050円(2点)
馬連 8,510円(6点)
3連複3万7,530円(25点)
3連単22万7,500円(60点)が的中しております。
■レース映像は「JRAホームページ」にてご覧いただけます
(JRAホームページ →「レース結果」→「過去のレース結果」近くの「過去レース結果検索」ボタン →開催年月から該当レースを探す →レース映像の「PLAY」ボタンをクリック)
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サンプル2
2023年3月26日(日)
こちらは2023年上半期で会員様からの反響が最も大きかったレースです。
(※注目度の高いG1レースの見解は、当レースのように普段よりも文字数が多くなることが多いです)
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中京11R 高松宮記念(G1) 中京芝1200m
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【単勝二頭流】
穴 馬 ◎トゥラヴェスーラ
人気馬 ◎ナムラクレア
【3連単・3連複の相手】
△ トウシンマカオ
△ キルロード
△ ファストフォース
△ ロータスランド
△ ウインマーベル
【推奨買い目】
単勝(2点)
1、15
3連単(60点)・3連複(25点)
フォーメーション
1着:1、15
2着:1、3、8、13、14、15、18
3着:1、3、8、13、14、15、18
【穴馬の見解】
まずは馬場傾向から。日曜日の中京競馬場は雨予報。高松宮記念が行われる時間も振り続ける予報となっており、不良馬場での施行が濃厚だ。
春雨の季節ということもあって、近3年の高松宮記念はすべて重馬場で行われているが、20年は内伸び、21年は外伸び、そして去年は極端な内伸びという傾向。一見すると重馬場でも傾向はバラバラに思えるが、20年と22年は前日までの雨で重馬場となっており、レース当日は晴れ。21年はレース当日が雨。つまり、当日が晴れだと馬場の内側から乾き始めるために内が恵まれる馬場状態となり、当日も降り続いていると内が荒れて外伸びの馬場になるということ。
土曜日も雨の中で競馬が行われており、Bコース初日ということもあって内有利の馬場だったが、3着には外を回した人気薄が飛び込んできており、日曜日はさらにこの傾向が強くなるとみる。外伸びの馬場と決め打ちでいいだろう。
そこで人気馬の本命には◎ナムラクレアを推す。昨秋のスプリンターズSは内伸びの馬場を外を回されたうえに仕掛けのタイミングもズレて5着に終わったが、芝1200m戦では【4 0 1 1】と安定して走っている。前走にしても明け4歳の牝馬ながら56.5キロを背負って完勝しており、この路線では上位の存在だ。また、その前走は今回と同じ中京芝1200mを走ったが、特筆すべきは、急坂を上ったあとの伸び。先行馬が失速するところでしっかりと脚を伸ばせる瞬発力を持っているということは、渋った馬場でスタミナを削がれた先行馬が失速するところをきっちりと捉え切ることができるということ。中京芝1200mはスプリンターズSほどスプリント力(ハイペースの流れを追走して押し切る力)が必要ではなく、終いの瞬発力がものを言うレースだけに、この資質は大きな武器となる。
それに加えて道悪巧者ぶりも素晴らしい。2歳時のフェニックス賞は大雨の影響でドボドボの不良馬場だったが、◎ナムラクレアはその馬場を物ともせずに最速上がりをマーク。あの馬場で真っ直ぐ伸びてこられる体幹の強さが印象的だった。コース適性、道悪、展開、そして馬場傾向と、いずれもまったく減点材料がなく、勝ち負けまで期待できる一頭だ。
そして穴馬の本命には◎トゥラヴェスーラ。一昨年の雨の重馬場のときにも穴馬の本命に推した馬で、結果は16番人気4着。今年は一昨年、去年の7枠から一転、最内枠に入ったが、脚質的に後ろからの競馬になるのは変わらず、ドボドボの不良馬場で馬群がバラけやすい状況も容易に想像できる。最内枠スタートでも最後の直線に向くところで外に進路を切り替えるのはさほど難しいことではないだろう。2年連続4着善戦を経て、8歳となったが、昨秋のスプリンターズS、スワンS、阪神Cと馬券には絡めなかったとはいえ、すべて勝ち馬から0.3秒差以内の競馬ができており、能力の衰えは感じられない。近2年よりさらに馬場が同馬向きとなる今年、一発の期待は大きい。スムースに外に出せることを信じたい。
また、同じく内枠からもう1頭だけ△キルロードもチェックしておきたい。昨年は17番人気3着と周囲を驚かせたが、レース内容は決してフロックではない。逃げた1番人気のレシステンシアが失速するという差し馬有利の展開を、唯一同馬だけが先行して掲示板を確保。坂を上がったところでひと伸びしたのは持続力に秀でているからこそ。加えて同馬もかなりの道悪巧者。内枠先行から内に固執せずに直線に向いたところで進路を切り替える競馬ができれば昨年同様の好走が期待できる。
枠の関係で順番は前後したが、3番手評価はトウシンマカオ。近4走中3走が大外枠と枠に恵まれないなかで好走を続けてきた馬が、今回は外枠が奏功する馬場傾向。道悪競馬は初めてだが稍重だったファルコンSやオパールS(雨で発表の稍重より悪化していた)の走りを見れば、道悪、力のいる馬場を苦にしないのは明らか。最後の瞬発力の差で◎ナムラクレアを上位に取ったが、逆転の可能性はゼロではない。
そのほか、外枠から先行できる強みがある△ファストフォース、タフな馬場、レース向きの差し馬△ウインマーベル、そして昨年2着に好走した△ロータスランドまで押さえ。
人気のメイケイエールは1週前追い切りが完全に暴走。そのテンションに加えて、このメンバーのペースでは前に馬を置けずに暴発する印象が拭えずに無印。パワーも兼ね備えているので馬場自体は苦にしないだろうが、リスキーな1番人気馬ということで、カットさせていただいた。
【レース結果】
1着 △ファストフォース(12人気)
2着 ◎ナムラクレア(2人気)
3着 ◎トゥラヴェスーラ(13人気)
3連複 8万1,180円(25点)が的中しております。
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サンプル3
2023年3月25日(日本時間)
日本国内のレースに限らず、JRAで発売する海外G1はすべて予想を配信致します。
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メイダン9R ドバイワールドC(G1) ダ2000m
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【単勝二頭流】
穴 馬 ◎ウシュバテソーロ
人気馬 ◎カントリーグラマー
【3連単・3連複の相手】
△ クラウンプライド
△ アルジールス
△ ジオグリフ
△ エンブレムロード
△ カフェファラオ
【推奨買い目】
単勝(2点)
4、14
3連単(60点)・3連複(25点)
フォーメーション
1着:4、14
2着:1、3、4、5、6、7、14
3着:1、3、4、5、6、7、14
【穴馬の見解】
サウジCで歴史的な勝利を挙げたパンサラッサが、ここもスタートさえ決まれば大逃げという展開。ただ、ノーマークに近かったサウジCとは違い、雪辱を果たしに出走してきたカントリーグラマーらのプレッシャーは相当厳しくなる。となれば、ダートでのスピードと持続力に長けた◎カントリーグラマーの逆転が考えられる最有力の選択肢だろう。これが人気馬の本命。
一方、穴馬の本命は◎ウシュバテソーロ。東京ダ2100mの軽い馬場での好走は芝指向の強いメイダン2000mに通じるものがあり、加えて、地方のパワーと持続力を要する馬場にもラクに対応できる適性の幅が同馬の強み。スピードと持続力を兼ね備えた同馬が、パンサラッサを捉えに行かざるを得ない◎カントリーグラマーを差し切るといい展開利も含めてどこまで迫れるかという勝負とみる。
【レース結果】
1着 ◎ウシュバテソーロ(4人気)
2着 △アルジールス(3人気)
3着 △エンブレムロード(11人気)
単 勝 960円(2点)
3連複 4万2,030円(25点)
3連単 26万6,850円(60点)が的中しております。
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