単勝二頭流に関していただくご質問でもっとも多いのが、「どうやって買えばいいのか?」というもの。配信予想には買い目も明記しているので、最初は「?」だったのですが、“単勝”二頭流という言葉に戸惑いを覚える方もいらっしゃるようで。
そこで「単勝二頭流」の石橋武さんご本人に、馬券の買い方についてうかがってきました。
Sportsmaster本田(以下、本) 会員の方から「単勝二頭流の馬券の買い方を教えてほしい」というお声をけっこういただいていまして。
石橋 武(以下、石) 印、買い目まで出しておいて「馬券の買い方がわからない」と言われるのって、予想家として致命的だと思うんですけど(苦笑)。
本 と、私も最初は思ったんですが(笑)
石 思ったんかい!
本 思いました(笑)。ただ、そういうことではなくて、石橋さんは勝負予想で単勝、馬連、3連複、3連単の買い目を出されていますよね?
石 そうですね。
本 それが1日に4〜5レース、土日で8〜10レースありますよね。
石 はい。海外馬券もあるときはもっと増えますけど、だいたい土日で9レースですね。
本 となると、特に購読を始めたばかりの方は、全部の馬券を買うほど資金がないということで、どの馬券を優先的に買うのか迷うらしいんですね。
石 ああ、そういう意味での「買い方がわからない」か。安心しました(笑)。
本 そうなんですよ。で、今日は石橋さんご本人にどの馬券を優先すればいいのかお聞きしようかと。
石 そういうことでしたら話は早い。単勝です。
本 即答ですね。
石 はい。やはり『単勝二頭流』は単勝を当ててこそなので、絶対に買ってほしいというのは単勝ですね。
本 ちなみに各レース、穴馬の本命と人気馬の本命を挙げますよね。どちらを買ったほうがいいとか、資金配分はどうしたらいいとか、アドバイスはあります?
石 アドバイスというか、ぜひこれでという買い方なのですが、穴馬の本命、人気馬の本命ともに購入。しかも均等買い。同じ金額で買うというのが原則です。
本 両方を同じ金額で。でも回収のことを考えると、穴馬の本命のほうを少額、人気馬の本命のほうを多めに買ったほうがいいんじゃないかと。
石 いえ、もともとの馬券術の意味がそこじゃないんですよ。
本 と、言いますと?
石 もともと馬券は大きく儲けてナンボという考えで、重きは穴馬の本命に置いているんです。ただ、オッズが高い=リスクが大きいということでもあるので、穴馬ばかり狙うわけにもいかない。その保険の意味で人気馬の本命があるんです。
本 なるほど。穴馬を狙いつつ、もしそれがダメでも人気馬の本命がカバーしてくれると。
石 そういうことです。ですから均等買いにしないと(単勝二頭流という馬券術としては)意味がない。
本 ちなみに人気馬というのはイメージしやすいんですが、穴馬とするのはオッズで決めているんですか?
石 だいたい単勝10倍以上というのを基準にしていますけど、それを選ぶにしても勝つ可能性がないと意味がないわけで、もちろん10倍を切る場合もあります。反対にどんなに人気がなくても勝つ可能性があれば、本命に推しますし。
本 たしかに単勝90倍の的中とかもありましたよね。
石 反対に穴馬と言いつつ単勝6倍とかもあるんですけど(苦笑)。
本 ありますね(笑)。ただ、人気馬の場合、単勝1倍台ということもあり得ますよね。
石 あります。そういうレースは(人気馬が)コケる側でしか勝負予想として選ばないんですが、どうしようもないときはあります。そういったケースや、勝つのはほぼこの馬だろうという場合には、点数を減らす意味も含めて、変則的に“対抗”二頭流と称して、アタマ1頭、対抗を人気馬と穴馬の2頭という形で組む場合もあります。こういう場合は馬連、3連複、3連単ともに点数が減るので、狙いやすさはあると思います。
本 単勝以外の馬連、3連複、3連単はどういう扱いがいいですか?
石 好きな時に好きな券種を買ってもらえればいいと思うけど、保険としての意味合いが強くて、かつ妙味も見込めるのは3連複かなと。
本 馬連ではなく。
石 ええ。馬連は基本的には穴馬の本命か、人気馬の本命から3、4点流すことが多いんですけど、保険というよりは少点数で好配当を狙いに行くケースが多いんです。言い換えれば、3点、4点買って500円の配当を獲りにいっても仕方ないというか。その点、3連複は最大でも25点という点数で、普通に万馬券も出ますし、なにより3連単よりも連敗確率が少ないですよね。馬券のメカニズムとして。
本 そうですね。単純に3連単よりも6倍は当たりやすいわけですから。
石 ですから、保険として買うなら3連複だと思います。一方、配当を狙いにいくなら3連単。人気馬の本命が勝っても2、3着次第ではかなりの配当が見込めるのは魅力ですよね。
本 つまり、まずは単勝ありきで、より高配当を狙う馬券として3連単、保険に重きを置くなら3連複、少点数で攻めるなら馬連という位置付けなんですね。
石 レースやオッズによって意味合いは微妙に変わりますけど、基本的にはそうです。今は3連単が勝負馬券と考えてくださる方も多いですけど。特に長く続けていらっしゃる方が多いので。
本 そうですね。3連単の超高配当的中が石橋さんの本懐と期待している方が多いですよね。
石 ただ、それこそ購読を始めたばかりの方にはご質問いただいているように資金的なリスクもあるのは承知しています。なので、まずは単勝を買ってくださいと。そしてある程度余裕ができたら3連複と馬連、そして3連単という順でオススメしますね。
本 わかりました。基本は単勝2点(穴馬と人気馬)を均等買い。ついで連複、3連単と勝負していくと。まあ、20万やら30万馬券の的中をちょいちょい見せられると、どうしても連単の勝負に走っちゃいますけどね(笑)。もちろん単勝を買ったうえで。
石 そうですね。そのご期待に沿えるように精進していきます。あとはG1だけ3連単を買っているという会員さんもけっこういるようです。
【まとめ】
・単勝二頭流の考え方としては穴馬の本命に重きを置き、人気馬の本命はその保険
・100円ずつでもいいので、穴馬の本命、人気馬の本命の単勝は購入すべし
・単勝は穴馬、人気馬ともに同じ金額で買う
・保険の意味合いなら3連複。馬連は少点数の攻め馬券、3連単は超高配当の宝庫でもある。資金に合わせて勝負馬券をセレクト!
そこで「単勝二頭流」の石橋武さんご本人に、馬券の買い方についてうかがってきました。
Sportsmaster本田(以下、本) 会員の方から「単勝二頭流の馬券の買い方を教えてほしい」というお声をけっこういただいていまして。
石橋 武(以下、石) 印、買い目まで出しておいて「馬券の買い方がわからない」と言われるのって、予想家として致命的だと思うんですけど(苦笑)。
本 と、私も最初は思ったんですが(笑)
石 思ったんかい!
本 思いました(笑)。ただ、そういうことではなくて、石橋さんは勝負予想で単勝、馬連、3連複、3連単の買い目を出されていますよね?
石 そうですね。
本 それが1日に4〜5レース、土日で8〜10レースありますよね。
石 はい。海外馬券もあるときはもっと増えますけど、だいたい土日で9レースですね。
本 となると、特に購読を始めたばかりの方は、全部の馬券を買うほど資金がないということで、どの馬券を優先的に買うのか迷うらしいんですね。
石 ああ、そういう意味での「買い方がわからない」か。安心しました(笑)。
本 そうなんですよ。で、今日は石橋さんご本人にどの馬券を優先すればいいのかお聞きしようかと。
石 そういうことでしたら話は早い。単勝です。
本 即答ですね。
石 はい。やはり『単勝二頭流』は単勝を当ててこそなので、絶対に買ってほしいというのは単勝ですね。
本 ちなみに各レース、穴馬の本命と人気馬の本命を挙げますよね。どちらを買ったほうがいいとか、資金配分はどうしたらいいとか、アドバイスはあります?
石 アドバイスというか、ぜひこれでという買い方なのですが、穴馬の本命、人気馬の本命ともに購入。しかも均等買い。同じ金額で買うというのが原則です。
本 両方を同じ金額で。でも回収のことを考えると、穴馬の本命のほうを少額、人気馬の本命のほうを多めに買ったほうがいいんじゃないかと。
石 いえ、もともとの馬券術の意味がそこじゃないんですよ。
本 と、言いますと?
石 もともと馬券は大きく儲けてナンボという考えで、重きは穴馬の本命に置いているんです。ただ、オッズが高い=リスクが大きいということでもあるので、穴馬ばかり狙うわけにもいかない。その保険の意味で人気馬の本命があるんです。
本 なるほど。穴馬を狙いつつ、もしそれがダメでも人気馬の本命がカバーしてくれると。
石 そういうことです。ですから均等買いにしないと(単勝二頭流という馬券術としては)意味がない。
本 ちなみに人気馬というのはイメージしやすいんですが、穴馬とするのはオッズで決めているんですか?
石 だいたい単勝10倍以上というのを基準にしていますけど、それを選ぶにしても勝つ可能性がないと意味がないわけで、もちろん10倍を切る場合もあります。反対にどんなに人気がなくても勝つ可能性があれば、本命に推しますし。
本 たしかに単勝90倍の的中とかもありましたよね。
石 反対に穴馬と言いつつ単勝6倍とかもあるんですけど(苦笑)。
本 ありますね(笑)。ただ、人気馬の場合、単勝1倍台ということもあり得ますよね。
石 あります。そういうレースは(人気馬が)コケる側でしか勝負予想として選ばないんですが、どうしようもないときはあります。そういったケースや、勝つのはほぼこの馬だろうという場合には、点数を減らす意味も含めて、変則的に“対抗”二頭流と称して、アタマ1頭、対抗を人気馬と穴馬の2頭という形で組む場合もあります。こういう場合は馬連、3連複、3連単ともに点数が減るので、狙いやすさはあると思います。
本 単勝以外の馬連、3連複、3連単はどういう扱いがいいですか?
石 好きな時に好きな券種を買ってもらえればいいと思うけど、保険としての意味合いが強くて、かつ妙味も見込めるのは3連複かなと。
本 馬連ではなく。
石 ええ。馬連は基本的には穴馬の本命か、人気馬の本命から3、4点流すことが多いんですけど、保険というよりは少点数で好配当を狙いに行くケースが多いんです。言い換えれば、3点、4点買って500円の配当を獲りにいっても仕方ないというか。その点、3連複は最大でも25点という点数で、普通に万馬券も出ますし、なにより3連単よりも連敗確率が少ないですよね。馬券のメカニズムとして。
本 そうですね。単純に3連単よりも6倍は当たりやすいわけですから。
石 ですから、保険として買うなら3連複だと思います。一方、配当を狙いにいくなら3連単。人気馬の本命が勝っても2、3着次第ではかなりの配当が見込めるのは魅力ですよね。
本 つまり、まずは単勝ありきで、より高配当を狙う馬券として3連単、保険に重きを置くなら3連複、少点数で攻めるなら馬連という位置付けなんですね。
石 レースやオッズによって意味合いは微妙に変わりますけど、基本的にはそうです。今は3連単が勝負馬券と考えてくださる方も多いですけど。特に長く続けていらっしゃる方が多いので。
本 そうですね。3連単の超高配当的中が石橋さんの本懐と期待している方が多いですよね。
石 ただ、それこそ購読を始めたばかりの方にはご質問いただいているように資金的なリスクもあるのは承知しています。なので、まずは単勝を買ってくださいと。そしてある程度余裕ができたら3連複と馬連、そして3連単という順でオススメしますね。
本 わかりました。基本は単勝2点(穴馬と人気馬)を均等買い。ついで連複、3連単と勝負していくと。まあ、20万やら30万馬券の的中をちょいちょい見せられると、どうしても連単の勝負に走っちゃいますけどね(笑)。もちろん単勝を買ったうえで。
石 そうですね。そのご期待に沿えるように精進していきます。あとはG1だけ3連単を買っているという会員さんもけっこういるようです。
【まとめ】
・単勝二頭流の考え方としては穴馬の本命に重きを置き、人気馬の本命はその保険
・100円ずつでもいいので、穴馬の本命、人気馬の本命の単勝は購入すべし
・単勝は穴馬、人気馬ともに同じ金額で買う
・保険の意味合いなら3連複。馬連は少点数の攻め馬券、3連単は超高配当の宝庫でもある。資金に合わせて勝負馬券をセレクト!







