これが年内最後の登場! 石橋武、有馬記念を大いに語る!

[is_user_logged_out] ログインして下さい[/is_user_logged_out]

皆さん、こんにちは。
Sportsmaster編集部・本田です。

え〜、なんというか、朝日杯FS堅ぇ〜わ。と、昨日と同じ入りにしてみました。だって堅いG1イヤなんだもの。
石橋さんは朝日杯FSどう思われました?

石橋 武(以下、石) いきなりきた(笑)。朝日杯FSは非常に予想しづらかったです。

Sportsmaster本田(以下、編) 予想しづらかったというのは、どういう点でですか?

石 馬場と枠順ですね。内枠有利というのは皆さんもおわかりだったと思うんですけど、ざっくりと内枠に能力・適性が高くない馬、外枠に能力・適性が高い馬が振り分けられるという並びだったんですよ。「普通能力・適性+内枠の利」、「高能力・適性−外枠の不利」という比較が難しかったですね。

編 予想を拝見すると、枠順よりも能力・適性のほうに重きを置いたのかなという印象を受けました。

石 極端に言えば2歳戦って、将来の1勝馬、2勝馬と、将来のG1馬が一緒に走ることが多いので、能力差があるレースが多いんですよ。ですから、多少の不利は能力で凌駕できるという考えでした。最終的には。それで◎ダノンタッチダウン、△ドルチェモアという印になったわけですが。

編 結果、内枠を利したドルチェモアがなんとか押し切って1着。◎ダノンタッチダウン、△レイベリングが2、3着でしたね。

石 そうですね。内、外の馬場差を加味しても差し切れるとは思ったんですが……。申し訳なかったです。川田騎手もうまく乗ってくれましたけどね。あと改めて強さを認識したのが△レイベリングでした。道中は外を回されるながらダノンよりも先に仕掛けてクビ+クビの3着。もう少し内枠を引いていれば勝っていましたね。

編 見解にも、最後まで人気馬の本命を迷ったと書かれていましたよね。

石 ええ、新馬の勝ち方がハンパなかったので。ローテと乗り替わりで最終的には相手筆頭まで下げましたが。でも強かった。あとは△に推したコーパスクリスティとエンファサイズは8枠が響きましたね。内枠有利の馬場傾向をもう少し重く捉えていたら、印は打たずに済んだかもしれませんが。

編 もう少し内枠なら……と見解にも書かれていましたしね。ただ、私が言うのもなんですが、大荒れの阪神JF、ガッチガチの朝日杯FSとも、レースの方向性も◎シンリョクカのように走ってくる馬の適性も、しっかり見抜いていたいい予想だったと思います。

石 そう言っていただけると多少は報われますが、でも2歳戦ということで期待されていた方には申し訳ないことをしました。ごめんなさい。

編 まあ、2歳戦だからって煽ったのはわたくし本田ですけどね(笑)。

石 笑いごとじゃないですが(笑)。

編 さて、反省はここまで。ここからは視点を先に向けて、有馬記念のお話を伺っていこうと思います。有馬記念は内枠有利が言われて久しいですよね。

石 まあ、内枠のほうが競馬はしやすいですよね。コース形態的に内枠有利なのは間違いないです。ただ、近5年で馬券に絡んだ延べ15頭のうち、7頭はふた桁馬番というのは頭に入れておいたほうがいいと思います。

編 そんなに差はないというか、ほぼ互角なんですね。

石 ええ。内枠のほうが競馬がしやすいというのはありますけど、差し馬にとってはむしろゴチャつかない外枠のほうがいいというケースも多いんですよ。20年11番人気2着のサラキアは7枠14番でしたし、18年9番人気3着シュヴァルグランは8枠15番でした。だから、穴馬、人気薄に関しては内(特に後入となる偶数馬番)の先行馬、外の差し馬をチョイスするのがいいでしょうね。

編 そのほかで有馬記念の特徴というと?……
無料会員登録のみで続きをご覧いただけます


会員でない方には途中までの表示となっております。
無料会員登録していただくと無料コーナーを全て読むことができます。
無料会員登録はこちらから


過去の「編集部通信」の一覧はこちら
過去の「予想家に訊いてみよう!」の一覧はこちら


有料コンテンツを購入する場合も無料会員登録をしていただき
マイページからコンテンツを購入して下さい。