とくなが将一のイチから始める血統講座[第7回]

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第6回までの血統講座では芝で活躍する種牡馬を取り上げてきましたが、今回はダートを主戦場にする種牡馬について解説していきます。
最初に取り上げるのは、私の予想見解にもたびたび名前が出てくるエーピーインディ系の種牡馬たち。大雑把に言えばどれも似た特徴を持っているので、まずはひとまとめに覚えてしまってもいいと思います。
エーピーインディ系自体の特徴から掴んでいって下さい。


■エーピーインディ系
パイロ、タピット、シニスターミニスター、マジェスティックウォリアー、カジノドライヴ、クリエイターⅡらが属する系統で、ストームキャット系、フォーティナイナー系とともに、今の日本ダート界の中心的存在となっている。スピードと持続力を武器に、主に中距離を活躍の場とする産駒が多い。
同系統で最も特徴的なのは気性で、普段から暴れるなどの気性難を見せる馬は少ないが、レースにおいてスムーズな競馬ができないとあっさり凡走してしまう馬が目立つ。
馬券的には前走逃げ切り後の昇級戦や、外枠→内枠替わり、少頭数→多頭数、ワンターン→ツーターン、大きい競馬場→小さい競馬場など、スムーズな競馬ができない要因が増えるときは人気でも平気でコケることが多いので要注意。言い換えれば前走よりもスムーズな競馬ができそうな時は大穴をあけることが多いということでもある。
特にマジェスティックウォリアー産駒はその特徴が顕著で、先行馬が外枠に入ったら人気薄でも一度は戦績に目を通しておくべきだろう。
これを踏まえてそれぞれの種牡馬の特徴をみていこう。

●パイロ
父が快速馬のプルピットで、エーピーインディ系の短距離〜マイル担当。気性の激しい産駒が多いものの、言い換えれば仕上がり早でスピード勝負向き。それもあって成績は安定しており、中央・地方を問わずに活躍を見せている。
またスピードを活かせる脚抜きの良い馬場も得意で……
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