とくなが将一のイチから始める血統講座[第5回]

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第5回と第6回の血統講座では、個性派のサンデー系種牡馬、オルフェーヴル、ゴールドシップ、ダイワメジャー、ミッキーアイルについてまとめていきます。
この4頭はサンデー系ながら瞬発力勝負というよりも持続力に優れたタイプで、ざっくりとオルフェーブルとゴールドシップはスタミナ型持続力、ダイワメジャー、ミッキーアイルがスピード型持続力と認識しておけばOKです。
第5回はスタミナ型持続力に優れたオルフェーヴルとゴールドシップについてご覧いただきます。


■オルフェーヴル
2011年の三冠馬(震災の影響で皐月賞は東京芝2000mで行われた)。三冠達成後の有馬記念も勝利。古馬になってから阪神大賞典での伝説的逸走後、天皇賞(春)の大凡走。宝塚記念での復活。秋はフランスに遠征しフォワ賞1着から凱旋門賞はソレミアのクビ差2着。帰国後ジャパンCで2着。5歳のフランス遠征でもフォワ賞1着から凱旋門賞に挑戦し、トレヴの2着。凱旋門賞ではともに牝馬に敗れたものの、2年連続重馬場のロンシャンで力強い走りを見せた。帰国後、有馬記念でラストラン。2着のウインバリアシオンに8馬身差をつける圧勝で優秀の美を飾った。

このように阪神や中山、そして道悪のロンシャンで強い競馬を見せたのが産駒のイメージにも繋がりやすい。すなわち、瞬発力を求められるよりも、急坂コースや内回りコースを走れるパワー、スタミナ、持続力を兼ね備えた産駒が多く、東京や京都では勝ち味の遅さを露呈しがち。
代表産駒を見てもエポカドーロ(皐月賞)、ラッキーライラック(大阪杯)、オセアグレイト(ステイヤーズS)ら、まさにオルフェーヴル産駒というコースで勝っている。
また母父にアメリカ血統を持つ場合はダートが上手い産駒も多く、特に砂を被りづらい外枠から先行できるケースで好走多数。ただし、一見得意そうな東京ダート2100mは不得意。これも含め東京ダートは総じてダメ。

馬券的には……
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